ベンガラのヨーロッパ旅日記

大学生2人組がレンタカーでヨーロッパを旅するブログ

9日目 ノルマンディー地方上陸作戦

みなさんこんにちはベンガラです。
本日はフランス北東部、ノルマンディー地方を回りました!

バラの村 ジェルブロワ

 

まずはジェルブロワにやってきました!
人口90人の小さな村ですが、バラが咲き誇る季節にはヨーロッパ中から多くの人が観光に集まってきます。

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ちなみに今はシーズンではないので何も咲いていませんし、特に観光客もいませんでした。

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良い早朝のお散歩タイムとなりました。

 

フランスで最も美しい廃墟 

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次にフランスで最も美しい廃墟と名高いジュミエージュ大修道院跡地にやって参りました!

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廃墟ではありますが、美しい構造は今でも健在で、遺跡・廃墟好きにはたまらないものとなっています!ゲームの遺跡ステージみたい~って観光していました。

日本ではあまり有名ではありませんが、それはおそらくアクセスのため。公共交通機関が全滅し、ここに来るには恐らく車を使わなければ厳しいのではないでしょうか。しかしミシュラン観光ガイドでは3つ星を獲得している一級観光地です。フランスレンタカーの旅の際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

純白の絶壁

次にエトルタ海岸にやってきました!

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ここはなんといっても絵画そのままの真っ白な崖が特徴の場所です!

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崖の上にポツンとある教会も素敵。

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数分崖を登ればこんな写真を撮ることだってできる!

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見事崖を登り切った人のみが見る事が出来る特大アーチ

天気こそあまりよくはありませんでしたが、南フランスのリゾートのような青い海が見られるスポットでした。

 

あとフランス人からは人気観光名所なのか、めちゃくちゃ観光地化されていました。 

 

芸術家の港町

次に、多くの美術家にゆかりがあるノルマンディーの小さな港町、オンフルールにやってきました!

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確かに絵画映えしそうな風景がみられます。多くの画家がこの風景を描いたのでしょうね。

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ここの中心教会、サントカトリーヌ教会は世にも珍しい木造教会です!それもそのはず、建築を担当したのは船大工。

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天井のアーチも船底の設計を使いまわしたようにしか思えません。しかし、木の良さを生かした美しい教会になっていると言えるでしょう。

 

モンサンミッシェル


そして!ついにやってきました!ノルマンディー地方の象徴、もはや説明不要のモンサンミシェル
そりゃ観光客の期待値はMAXでやってきますが、その期待値を当然のように超える魅力と迫力がモンサンミシェルにはあります。

あいにく到着が夜になってしまいましたが、モンサンミッシェルはむしろ夜が本番!
本土とモンサンミシェルをつなぐシャトルバスはなんと深夜0時まで営業しているので、安心して夜のモンサンミシェルに出かけることができます。

が、僕らはノコノコと歩いていく事にしました。

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闇夜に浮かぶモンサンミッシェルも良いですよ!

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夜なので、モンサンミッシェル内の通りにも人は少なく飲食店もほとんど閉まっていました。

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しかし、それはそれで雰囲気のある良い町並みです。

 

晩御飯時なのですが、モンサンミシェルのご飯と言えばふわふわのスフレ状のオムレツが有名ですよね!


このオムレツの歴史は長く、命がけでモンサンミシェルにたどり着いた巡礼者たちを元気づけるためのごちそうとして生まれました。
材料は比較的島内で手に入りやすかった卵を使って、卵を泡立てることで見た目だけでもお腹いっぱいになれる超ビッグサイズオムレツを作ったのが始まりです。

 

というわけで、僕たちも元気づけてもらおうとお店を調べたんです・・
「せっかくの名物なんだし15ユーロくらいなら出すよ」
みたいな話をしていたんですが、前述した由緒正しい老舗のオムレツはなんと40ユーロ!!
ええ・・巡礼者食べれないでしょこんなん・・


近くの他のお店も軒並み30ユーロとかその辺です。

 

しかもモンサンミシェルでは20ユーロとかの安い値段(?)で観光客を誘い込み、「いや、あの値段は100グラム当たりね?」などと言って1万円以上ぼったくられたり、

「日本語メニューもあるよ!」といって日本語メニューだけ値段が高いなどといった詐欺も横行しているようです。皆様十分にお気を付けください。

 

卵を泡立てたものに5000円はちょっと・・・というわけで島内で食べるのは断念。
島外のホテル街にあるレストランで食事をすることにしました。

 

するとオムレツが12ユーロであるではないですか!
一か八かで頼むしかない!というわけで来たのが、

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普通の中身の詰まったオムレツでした。

 

サイズだけはもちろんモンサンミシェルサイズ。

 

突如始まるフードファイトタイム。

 

卵6個分くらいの超大盛オムレツを頂きました。

味はおいしかったですよ。

 

ここの店員は全員英語通じますし、ヨーロッパとは思えない“水タダ、パンタダ、チップナシ”3拍子揃ったメンタルに優しい超優良店でした。
La Rotissserieはオススメできるお店です。

 

というわけで家に帰ったら卵を泡立ててみようと思います。

 

ちなみになんですが、モンサンミシェルのオムレツ屋はなんと東京の有楽町にも支店を出しています。東京で食べられるモンサンミシェルの味。
しかもお値段なんと約2000円。
現地で食べるより安いとはこれ如何に。

 

よほど場所や雰囲気を重視する方でなければモンサンミシェルで食べるより東京の方がお勧めできるかもしれません。

 

僕はいつか東京の店に行って「モンサンミシェルに行って、一番有名な店のオムレツ(東京で)食べたよ」って言おうと思います。

 

明日はモンサンミシェルの本丸に挑み、それからパリに向けて移動しようと思います。
それではまた明日。