ベンガラのヨーロッパ旅日記

大学生2人組がレンタカーでヨーロッパを旅するブログ

8日目 3か国目ベルギー!そして・・?

皆さんこんにちはベンガラです!

 

本日はオランダを離れ、3か国目ベルギーに参ろうと思います!

アントウェルペン

 

まずやってきたのは、フランダースの犬で有名なアントウェルペンにやってきました!

アントウェルペンと聞いてもピンとくる方は少ないかもしれませんが、フランダースの犬で有名なアントワープの事!といえばいくらかの人はわかるのではないでしょうか。

 

フランダースの犬はかなりバッドエンド?的なストーリーなこともあり、実はベルギーではあまり人気がありませんでした。人気なのはほぼ日本だけと言っても良いでしょう。

 

しかし、フランダースの犬の聖地であることから多くの日本人がアントウェルペンに訪れ、「どうして日本人がこんなにも来るのか?」という疑問からベルギーにも徐々にフランダースの犬の人気が高まってきました。

 

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今では大聖堂の前にフランダースの犬のモニュメントができるほどの人気となっています。

 

という訳でアントウェルペンはベルギーと日本のつながりを作っている街ともいえるでしょう!

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アントウェルペンでは公用語オランダ語とフランス語・そして英語の次に日本語の案内が来るくらい親日の街ですよ!

 

 

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こちらがアントウェルペン最大の見どころ、アントワープノートルダム大聖堂でございます!ノートルダム大聖堂といえばパリにある大聖堂が一番有名ですが、実はノートルダム大聖堂は一つではなく多くの、それこそ、この付近の地域の小さな村にすらあったりします。そのうちの一つが有名なパリのノートルダム大聖堂で、そのうちのもう一つがここアントウェルペンのノートルダム大聖堂となります。

 

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曇りがちなアントウェルペンの為に、多くの光を取り入れ明るい大聖堂を作ったそうです。

確かに明るい~~

 

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この絵はフランダースの犬の主人公の少年が観賞を熱望したルーベンスの絵画です。

フランダースの犬の時代は非常に高い閲覧料を払わないと見られないという代物でしたが、今ではたったの4ユーロで見ることが出来ます。(ヨーロッパの教会は無料なことが多いのですが、結局今でも金とるんかいと思ったのはここだけの話)

 

ちなみにここまでいろいろ書いてきた僕なのですが、実はフランダースの犬を見たことも読んだことも無いんですよ!先に聖地巡礼だけ終わらせたという事で、日本に帰ったらしっかり見ようと思います・・・。

 

 

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アントウェルペンの中心広場にある像はよく見ると「手」を投げているように見えます。

これは「アント(手)」を「ウェルペン(投げる)」するという町の伝説から来ているそうです。

近くの日本語団体ガイドさんが言ってました。

 

ブリュッセル

ベルギーの首都、ブリュッセルにやってきました!

 

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ブリュッセルにはベルギーだけでなくEUの本部があるという点でも大事な街ですね!

当然ながら入れなかったので観光は外観だけなのですが。

 

小便小僧

 

ブリュッセルに来たのなら外せない、一度は見てほしい?物がこちらです!

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小便小僧です!

観光ガイドなどを見ると「思ったより小さかった」「世界3大がっかり」なんて言われようですが、僕は普通に本物を見ることが出来て満足です。

 

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ちなみに思ったより小さいですし、目立つわけでもなく街角にチョコンとたたずんでいます。

 

グランプラス

ブリュッセル中央広場、グランプラスは世界遺産にもなっています。

 

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これが市庁舎。1階は観光案内所にもなっています。

 

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これらの建物一つ一つが同職の人で固まって作る一つの組合「ギルド」の本拠地です。ギルドってゲームの中の話じゃなかったんですね・・・

建物の装飾で「俺は肉屋だ!」「大工だ!」とアピールしているそうなのですが、少々難易度が高かったです。僕は2つしかわかりませんでした。

 

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これが王の家です。確かに王にふさわしい他とは違う風格を持っているようにも感じるのですが、歴史上王がここに拠点を構えていたことはありません。庶民のパン市場だったり名前とは裏腹にフランクな歴史を持っています。今は博物館になっていまして、ブリュッセルの歴史や、

 

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小便小僧の日本からプレゼントされた桃太郎の衣装などが飾られています。

 

ベルギーの食べ物と言えば・・?

 

話変わりまして、ベルギーと言えば!!チョコレートかワッフルですよね!

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ワッフルの上にありえないほどの砂糖か生クリームを乗っけてフルーツで飾り付けるパフェのような感じが本場ブリュッセル流です。

 

ワッフルの歴史は古く、ベルギーにはもちろん「ワッフルの老舗」なんてものもあったりします。

 

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こちらが1829年創業、ダンドワです。ブリュッセルのワッフルと言えば、で一度は名前が上がる名店でございます。

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僕が頼んだのはベルギー名物のチョコレートも同時に楽しめてしまうブリュッセル風ワッフル!こちらは7ユーロです。

食感は意外で外はバリっと中はふわふわのチュロスのような感じでした。

 

このダンドワ、実は東京に支店を出しているそうなので本場ブリュッセルの老舗のワッフルが食べたい方は、東京でもお手軽にお楽しみいただけちゃいます。東京に行った際はいかがでしょうか。

 

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ちなみにその辺で売ってる2ユーロのワッフルでも普通にめっちゃおいしいです。

 

 

なんとフランスにも入国!

 

ベルギーを後にし、なんと今日はフランスにも入国しました!

リール

まずやってきたのはベルギーとの国境沿いにあるリールという街。

 

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リール宮殿博物館はフランスでも有数の巨大な博物館。

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ここは他の美術館とは違い、大き目の絵画を中心に展示してあり、非常に高い天井と贅沢な空間使いによって圧倒されるような感じが魅力でした。

僕のような絵画に詳しくない人でも楽しめる美術館です。

 

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しかもなんと!しかも展示室の隅っこでスタッフさんが絵を描いてたんですよ!へぇぇ、こういう絵ってこうやって描くんだぁぁああ!ってめちゃくちゃ貴重な風景を見ることが出来ました。

 

次にやってきたのはリール大聖堂。

大聖堂といえば、中世に建築され豪華な装飾が施された荘厳な建物を想像しますが、リール大聖堂が建てられたのはなんと1900年代。

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大聖堂とは思えないほどのシンプルでモダンなデザインは、他の大聖堂を見続けてお腹いっぱいになってしまった人には大変魅力的。

 

正面の白い板は大理石なのですが、なんと厚さはわずか3cm

3cmの石をこれだけの高さに積むのですからビバ現代技術。

 

どれくらい薄いかというと、光を通せるくらいなんですよ!

西日が差し込めばこの通り。

 

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大理石全体が淡く光り、ステンドグラスとはまた異なる教会内部への光の与え方を見せてくれます。

 

本日はこの辺で時間になってしまいました。

明日はフランスの北西部、ノルマンディー地方の観光名所を回っていこうと思います。

それではまた明日。