ベンガラのヨーロッパ旅日記

大学生2人組がレンタカーでヨーロッパを旅するブログ

16日目 ノイシュバンシュタイン城とアルペン街道

皆さんこんにちは。ベンガラです。

本日は!世界で一番有名な城?ノイシュバンシュタイン城に見に行こうと思います!!

昨日は休載でしたが早速追いつきますよ!!!

 

ノイシュバンシュタイン城

ノイシュバンシュタイン城は青と白の美しい城で、あのディズニーのシンデレラ城のモデルとなったことでも有名ですね!

 

ノイシュバンシュタイン城は非常に人気の観光地ですので、入場方法にも少々特殊なルールがあります。

チケットを買った段階で「あなたは何時入城ね」と言われその時間に合わせていくというものです。
城だけでなく入り方までディズニーランドのファストパスと同じですね!


大人気観光場所なので観光シーズンはあっという間に当日分が完売になってしまうことも・・・

しかしディズニーと異なるのはその時間指定は予約が可能!
これは予約するしかないね!と思ってみてみると、予約は何と2日前まで!


これはなんてことだ・・もはや時すでに遅し。

 

普通の観光の方は当然大丈夫だとは思いますが、バックパッカーなどぶっつけ旅気味な方は要注意ですよ!

 

という訳で我々が採った手段、それは天下の宝刀「前日出待ち」
チケット売り場オープンと同時に殴り込みますよ!!

 

それを見越しての事か城のオープンは10時なのにチケットセンターは8時半から!
そっちがやる気ならこっちもやってやる!

 

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という訳でおはようございます。8時半です。
まだオープン前なのに賑わってますね~~

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待機中の列にはこのように、今何分発のチケットが開いているか表示されています。
おや?始発便がまだある?

意外や意外、オープンとほぼ同時10時15分のチケットをゲットすることが出来たのでした。


シーズンオフ万歳。

 

皆さんはノイシュバンシュタイン城は計画的に。

 

という訳で行ってみましょうノイシュバンシュタイン城
ノイシュバンシュタイン城への道はまず登山から始まります。

 

推奨40分コースですが、ケルン大聖堂ほど皆辛そうにはしてません。
まあ夏ならまた話は変わってくるでしょうが・・・

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富裕層の方向けには馬車も用意されています。
馬が重い重い言いながら引っ張ってくれます。

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修復工事を行っていたため、正面のレンガ色の部分は見えませんでした。

さぁという訳で入城なのですが、残念ながら中は撮影禁止です!

許されているのは窓からの景色のみ。

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今日は奇跡的に晴れていたので遠くの山々がめちゃくちゃキレイに見えましたよ!

 

城の閲覧方法は中をぞろぞろと並んで歩いていき、自動的に流れる各々の音声ガイドで話を聞いていくというもの。
人種も国も言葉も違う30人ほどでツアーを回りますが、
「それでは天井をご覧ください。」
というタイミングで全員同時に天井を見上げる風景は圧巻です。


翻訳家ってすごいなというノイシュバンシュタイン城じゃないところで感動していました。

 

ホーエンシュヴァンガウ城

続きまして、ノイシュバンシュタイン城からチケットセンターや駐車場を挟んで反対側、ホーエンシュヴァンガウ城にやってきました。

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こちらはノイシュバンシュタイン城とは打って変わって落ち着いた雰囲気のお城です。
ノイシュバンシュタイン城が出来るまでの間、ルードヴィヒ2世が住んでいた城です。

一見すると中世に建てられたようなお城ですが意外と新しい。
中には当時最先端のエレベーターがついてたりします。

 

ちなみに閲覧方法はノイシュバンシュタイン城と同じツアー形式です。

しかし、あのキビキビと話していた音声ガイドが急にねっとり話し始める・・

イメージとしてはノイシュバンシュタイン城は普通のアナウンサーのニュースだったのに、こちらの城は劇的改造ビフォーアフターの「何という事でしょう」のテンポで話される感じ。

 

明らかに日本語だけペースが違う!

ノイシュバンシュタイン城は他の言語と全く同じテンポだったのに!

ガイドさん「まだ終わらないんか・・」みたいな顔で見てくる!

あ~ちょっと置いてかないで~!

 

ホーエンシュヴァンガウ城も見終わればもうお昼。
最短でも半日はかかる盛りだくさんスポットでした。

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という訳で城下町?にある屋台でシュニッツェルを頂きました。
ポテトが大量に付いて約5ユーロ。

 

シュニッツェルはここら辺で有名な食べ物で、ザックリいうとファミチキのしょっぱい版です。
ファミチキが既にしょっぱいじゃないかって思うかもしれませんが、ファミチキのしょっぱい版です。
しょっぺー・・

 

ヴィースの巡礼教会

という訳で次にやってきたのは、ヴィースの巡礼教会。

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広―い草原にポツンとある教会ですが、近寄ってみると意外と結構大きい世界遺産の教会です。

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中は昨日のザンクトガレン同様白い壁に豪華な装飾のロココ様式。そんなに距離もないのでノイシュバンシュタイン城とセットで見ても良いかもしれませんね。

 

ここからはドイツの観光街道の一つ、アルペン街道に乗り再びオーストリアチロル地方を目指しますよ~!
チロルと言えばチョコですが、本物のチロルと言えばオーストリア西部・イタリア北東部のアルプスの地方名なのです!
お勉強になりましたね。(知らなかった人)

 

ミッテンヴァルト

というわけで到着しました!
山に抱かれた街、ミッテンヴァルト!

ミッテンヴァルトと言えば、ドイツ有数のヴァイオリンの生産地なのですが、すぐそばにドイツ最高峰2385mのカーヴェンデル山がそびえたっています。

なーんだ、たったの2385mか、と思うじゃないですか。

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もう迫力がすごい!
日本の山とは傾斜が違う!ゴツゴツさが違う!オーラが違う!
もう地震とかあったらこっち側に倒れてくるんじゃないか、というほどの迫りくる巨大な岩!

 

この山の山頂付近までロープウェイで簡単に行けてしまうのですが、終電1時間前だったので断念・・
今日はめちゃくちゃ景色良かったろうな~~

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そこから先、オーストリアに入ってもものすごい形の岩山岩山・・・
雪があるせいで雰囲気がものすごい高い山に見える。

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夕日になって、はるか遠くに夕日を浴びる白いアルプスの峰々・・
めちゃくちゃキレイなのに写真に写らない~~
あの綺麗さの3割も出せていません・・
良いカメラが欲しくなりました。

 

という訳でキャンプ地を探すのですが、なかなか良いキャンプ場が無い・・
開いている!と思って行ってみても、

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「3/15から休みます。」(当時3/16)

そんなことってある?
ピンポイントすぎん?

しょうがないので今日もその辺で適当に寝ます。

 

明日はあの有名映画、サウンドオブミュージックの舞台とヨーロッパを支えた岩塩坑を持つ世界遺産の村を訪れようと思います。

それではまた明日。