25日目 夢の国際フェリー?
皆さんこんにちは、ベンガラです。
さて、本日も前の記事と引き続き「ミュンヘンに帰ろう2300㎞の旅」の引き続きでございます。
一昨日はノルウェー西部スタバンゲルに居ました。
本当はこんな感じのルートをとるはずだったのですが・・・・
ちょっと待てよと。
普通に考えて何か無駄な感じしません?
絶対こっちの方が楽ですよね。
海渡れれば。
という訳でノルウェー語デンマーク語の暴力を浴びながらネットで検索すると・・
有るんですよね。
それも1社ではなく3社位。
やっぱり皆思うんですねコレ。
なんとか無事にチケットも取れたという訳で!
本日はこの「ノルウェーデンマーク間の国際フェリーに乗っちゃおう!」の日です!!
今回我々がフェリーに乗り込むのはオスロから100㎞ほど離れた小さな町ランゲスン
フェリーターミナルも有るっちゃあるのですが随分とこじんまりとした建物。
青函連絡船の倍近くの距離があるのですが、日本でいえば本土から近くの有人島に行く用のフェリーターミナル位。
ロビーにもベンチがいくつかある程度のシンプル。
合ってんのかな~~~???
とウロウロしていたら
「Mr.○○(本名)ですか?」
うわ~~超びっくりした~~~
いきなりスタッフが名前当ててくるのはびっくりするよ
今日の名簿に外国人は我々だけだからカンで言ってみたとかなんとか。
いや、ハイ。あってますけどびっくりするんで・・・。
まあともかく予約も場所も正しかったという訳で安心して待ってましょう。
今回ばかりは乗り遅れるとシャレにならないので飛行機並みの2時間前にやってきました。
ひたすら車を停めて待ちまくります。
しばらくするとようやくフェリーの到着。
待ちくたびれたよ~~
ターミナルとは違って船は距離相応の巨大な船がやってきました。
スタバンゲルと書いてあるので観光シーズンはプレーケストーレン周辺の観光フェリーとして活躍しているのかもしれませんね。
さぁ船に乗り込んだら・・・
とりあえず甲板に出てみたくなりますよね~~
ランゲスンもフィヨルド程ではありませんが多少入り江になっているのでしばらくはノルウェーのカラフルな家々を見ながら移動していきます。
外洋に出れば飽きて甲板に誰も居なくなるのは万国共通のお約束。
デンマーク国旗が今日の天気に良く映えます。
船内に戻ればバンドが生演奏していたりかなりの豪華客船。
日本で言えば僕は乗ったことは無いですがさんふらわあと同じ程度のランクなのではないでしょうか。
時間も丁度良く地平線に沈む太陽もなかなか良かったです。
そのころは皆疲れ果ててそこら辺のベンチで寝まくってましたけど。
という訳で夜にデンマークに到着。
かなりの距離をショートカットすることが出来たのでした。
気になるお値段ですが、車1台と2人で約14000円。
これはノルウェーの物価からすればかなりお安いのではないでしょうか!
そもそもここの区間を通過するためにグレートベルトで3000円、オーレスン橋で4000円かかって、さらに数百㎞ほど追加で自分で走行しなければいけない区間(緑のところ)を通過できるのでガソリン代を考えればトータルで黒字まであります。
時間は少し多めにかかってしまいますけれどね。
ただのネタ路線という訳ではなく、デンマークからノルウェーまで直行したいという物好きな方がいらっしゃれば十分に検討の余地はありそうな路線ですね。
次の記事ではいよいよ1か月借りていたレンタカーを返却しようと思います。
それではまた後日。