11日目 パリ観光日 大増量Ver.
皆さんこんにちはベンガラです。
本日はいよいよ世界中から観光客が集まる花の都パリ!
まずはパリ郊外の観光地から見ていきましょう~
シャルトル大聖堂
まず朝イチにやってきたのはシャルトル大聖堂!
張り切って管理人がカギを開けた直後に一番乗りです。
シャルトル大聖堂と言えばやはりステンドグラス!
シャルトルブルーという名前がついているほどの青!青!
これでもかという青の明かりが屋内に入ってきておしゃれです
他のステンドグラスも青を基調としたステンドグラスが多く、明るめの色の屋内に良く映えていますね。
ベルサイユ宮殿・・?
次にベルサイユ宮殿にやってきました!デカい!!
と思ったらなんと今日は休館日でした!
恐ろしい子っ・・・!
毎週月曜日はお休みです。皆さん気を付けましょうね!
という訳でパリに向かいます。
花の都 パリ
パリにやってきました!
ルーブル美術館
パリと言えば、まずは来場者数世界一、ルーブル美術館にやってきました!
歴史を感じる建物と、近代的なガラスのピラミッドの対比がこれまた良いですね。
ピラミッドの下にはこれまた近代的なエントランスが広がっていました。
なんとそこからルーブル美術館に隣接して高級ブランドが立ち並ぶ地下ショッピングモールまで建設されていてびっくりしました。
外は歴史的なふりをして中は最新のギャップがすごいですね
ルーブル美術館と言えば、
まずはモナ・リザ
そりゃもう世界的に有名ですからね、貴重なルーブル美術館の部屋の中で一部屋を1枚の絵が貰っちゃってます。
オフシーズンなのにすごい盛り上がり
サモトラケのニケ
階段の踊り場に置かれていました。
ミロのヴィーナス
またまたすごい盛り上がり
この3つが三大ルーブル美術館という感じでしょうか。
他にもドヤ顔のレオナルドダヴィンチの自画像
民衆を従える自由の女神など美術の教科書で見たことある絵がいっぱいですよ。
ちなみに、こちらのルーブル美術館も公式専用アプリをインストールすればガイドとして使うことが出来ます。
それと、公式にルーブル側が用意している音声ガイドが、なんとニンテンドー3DSLLだったんですよ!
「いい大人が美術館の中でDSやっちゃって・・」
って思ってたら無限にDSおじさんが表れて気がつきました。
確かに画面も2つあるし良いのかもしれないですね。
めちゃくちゃ広いので有名どころだけ切り取って回ったつもりでも2時間も見てしまいました・・
次の予定に響きます。
シャンゼリゼ通り
次にルーブル美術館から西にノコノコと歩いていき、シャンゼリゼ通りを歩きます!
お~~シャンゼリゼ~~♪
もう高級店だらけで、我々大学生には畏れ多い
こじゃれた感じでフランスパンでもかじりながら歩こうかなと思っていたんですが、
右も左も高級店高級店、ルイヴィトンの本店なんかが有っちゃって手が出ない手が出ない。
結局コンコルド広場から凱旋門まで約3㎞、完歩したのですが何も買えずに出てきました。
凱旋門
凱旋門は自分が想像していたよりもずっと大きく、かなり圧倒されました。
高さは50m、ビルで言えば12階分の高さがあります。
自分はなぜかこの半分くらいのサイズで想像していたのでうれしい誤算です。
貴重な真下からのビュー
外から見えないところにも装飾がぎっしり
時間も押していたので残念ながら凱旋門登山は断念。
宿探しターイム!
さぁ夕方になれば宿探しの時間でございます。
いつもは遅くなれば
ここをキャンプ地とする。
でごまかしたりしてるんですが、パリはちょっと治安も悪かったので宿をとることに。
我々は車も持っているので駐車場付きのホテルを探さなければいけません。
しかしパリに駐車場がついてるホテルが少ないこと少ないこと。
やっとの思いで探したのが、パリにある20区の中で外れも外れ19区のユースホステル。
ギリギリ中心区まで地下鉄の初乗り運賃で行けるという事でそこに決定。
もちろん決め手はグーグル先生曰く無料駐車場があるとのこと。
SIMの関係で電話もできませんから飛び込み交渉。部屋を獲得。
「車で来ているんですけど駐車場があるんですよね?」
「ここには無いんだけれども、近くの駐車場に泊めておくれね。住所はこれ。」
うへえ850mもあるじゃないか。全然近くないよお
駐車場についてみると、よくあるカード式ではなくおじちゃんが門番になってて、人力で管理する古き良きタイプの駐車場。
ホテルから無料チケットとかもらってないけどどうやって清算するんだろうと思ってたのですが、ホテル名とか言ったらタダにしてもらえる形式ですね。
「一晩駐車かい?」
「そーでーす」
「ホテルはどこなんだい?」
「あそこのユースホステルでーす」
読みが的中。やっぱりホテル名言ったら通してもらえるタイプなんだな、と思ったら・・・
「それじゃ、一晩だから20ユーロね。現金かい、カードかい?」
20ユーロ!!!????
えっ、金かかるんですか?しかもそんなに?
「あそこのホテルと契約してるんじゃないんですか!?」
「そんな契約してない、車を停めるんだから駐車料金を払うのは当然だろ?」
「グーグルにはホテルに無料駐車場付きって書いてたんですけど!」
「そりゃ少なくともウチではねえな、まずそれならウチじゃなくてホテルに言ってくれ」
むう・・、論破されてしまったのでホテルに殴り込みに行きます。
怒ったぞ、ぼくは
850m徒歩でとんぼ返りです。
「教えてもらった駐車場お金とるんですけど!無料じゃないんですか?」
「無料だなんて言ってない。お前が駐車場が欲しいと言ったから、この近くにある駐車場を教えてあげただけさ。」
「でもグーグルには“無料の駐車場付き”のアイコンがついてるじゃないですか!」
「それはウチで付けてるアイコンじゃない。グーグルが勝手につけた。多分裏のホテルと勘違いしてるんだろ」
「でもお宅の公式ホームページにも駐車場有って書いてるし!!」
「何度でも言うが、ウチのホームページのどこに“無料”の文字があるっていうんだ?確かに“指定の駐車場有”とは書いてあるが無料とは一言も書いてない。」
「くっ・・・」
うわ~~~~~~~~
やられた~~~~
論破された~~~~
日本だったら訴えてやるのに~~
フランスに景品表示法は無いのかよ~~~
しぶしぶ850mトボトボと歩き
「20ユーロ、カードで。」
「まいどあり。大丈夫?元気ないね」
はぁ・・・
このユースホステルの料金一人23ユーロなんですけど・・・
駐車代で一人分・・・
こうして合計3人分の料金を払い宿泊することになりました。
一方そのころ、こーだい氏は車が駐車違反にならないようにパリの劣悪な交通マナーの波に飲み込まれながら車を運転してました。
「よく事故らなかったと思う。俺。」
ちなみに、だいぶ株を下げてしまったこのユースホステル、パリ19区にある「セントクリストファーズ・イン・パリ・カナル」ですが、一人23ユーロ(多分季節によって多少は異なりますが一般的なユースホステルの価格よりも安め)という値段ながら、建物新しい、内装おしゃれ、シャワー・トイレ綺麗、ベッドメイキング必要なし、朝食おいしい、僕が洗濯機の操作間違って4ユーロ無駄にしてカウンターに泣き付いたら4ユーロくれた、という最高のユースホステルでした。最後の件はちょっとごめんなさい。
もし車を持っていない普通のバックパッカーの方には非常にお勧めできるユースホステルです。
そもそもパリに車を持ってきた時点で負けなのです。
そんなこんないざこざタイムでお外も真っ暗になってしまいました。
しかし、都会の観光は夜だって魅力的。
過ぎてしまったものは仕方ない。今からだって観光に出かけちゃいますよ~~
サクレクール寺院
まずはパリ北西部にある、モンマルトルの丘にやって参りました。
丘の頂上にはいつもの大聖堂とは少し建築様式が異なる、バシリカ様式のサクレクール寺院がございます。
パット見イスラム教のモスクに見えます(多方面から怒られそう)。
ここは、パリの中でも特に高い丘の上にあるので、パリを移動しているとちょくちょく遠目に見ることが出来るサクレクール寺院。
裏を返せばサクレクール寺院からはとても良い展望が広がっているということ。
というわけで素晴らしい夜景を見ることが出来たのでした。
ここに登るにはケーブルカーが便利なのですが、パリの地下鉄・バス1日乗車券「モビリス」で乗ることが出来て少しお得な気分です。
ちなみに治安はめっちゃ悪いです。黒人が集団で集まって大音量でクラブミュージック流しまくってます。怖いです。絡まれます。
僕は適当に「イエーイ」「ボンジュール」「メルシー」の3つの言葉で切り抜けました。
夜に女性だけで行くのはやめた方がいいです。多分。
モンマルトルの歓楽街
そこからほど近く、モンマルトルのふもとはパリの歓楽街になっています。
歓楽街最大のお店は赤い風車という意味の「ムーランルージュ」です。
お巡りさんとの2ショット
歓楽街ど真ん中なのですが、入っていく人を観察していると意外や意外、老若男女問わずこじゃれた格好をして入っていきます。
カップルから家族連れ、団体バス丸ごと入っていったりと普通の観光地って感じですね。日本で言う宝塚みたいなノリで見に行ってるのかもしれませんね。
僕たちは時間もお金も足りないのでパスです。
ちなみにムーランルージュに行く際は地下鉄ほぼ直結なのでそちらをご利用ください。
僕らみたいにサクレクール寺院から歩いていくとヤバイ店の前をいっぱい通ることになります。
でも声かけられたりとかはあんまりないので、歩いている分にはすすきのより治安は良いです。
街角でマリファナ(合法)を吸ってて「ああ~^^マリファナの副流煙じゃあ~~^^」ってなるアムステルダムよりは幾分かマシですかね・・
エッフェル塔
続きまして、こんな物騒な場所から離れて“パリの貴婦人”エッフェル塔にやって参りました!
いや~良いですね~心が洗われるよう。
と、ここまでは良かったんですが、エッフェル塔に登るケーブルカーが超大行列。
こんなオフシーズン真っ盛りに延々と待たされます。
ブログを書く時間がなくなるんじゃ~^^
これは観光シーズンのエッフェル塔はさすがに予約必須だと思います。
今回の旅で多くの観光地を見てきましたが、ここが一番混んでました。
1時間以上待ち、ようやく登ることができました!
一番上まで登れるそうなんですが、さらに並んでますしギブアップ!
と思いきや下りケーブルカーも大行列!
まずいぞ!上にも下にも行けない・・
看板「Down stairs」
ぼく「そっかー。下り階段ね。なるほどなるほど。」
看板「Down stairs(脅迫)」
ああ~~怖い怖い!(高所恐怖症)
というわけで降りてきました。
ケーブルカーの人からめっちゃ見られるので階段もおすすめです。
ちなみに登り階段というものもありまして、そちらはケーブルカーより少ない待ち時間でご案内が可能となっております。
元気が有り余っている方はいかがでしょうか。
という訳で
深夜に帰ってきた我々ですが、そこからお洗濯だのなんだのしていたら3時半になってしまいブログの更新を諦めた、という訳でございました。
この日はいろいろありましたね。いつもの2.5倍くらい文字数があります。
という訳で明日はパリ続編&フランス北東部アルザス地方に向けて出発です!
それではまた明日。